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交通事故治療で大切なこと
今日、二日前に交通事故に遭ったばかりの方がご来院くださいました。
症状は、首と肩と足の痛みを訴えていました。
交通事故によるけがは、いつ出てくるかわかりませんので、しばらく注意が必要です。
交通事故で治療を進めていくために、お医者さんで診断書を書いてもらう必要があります。
警察に提出するとこともありますし、自分がどこを痛めたかの証拠となります。
ここで、起こる問題として、今回のように患者さんが多部位の痛みを訴えっているにもかかわらず、整形外科の先生は、
一か所しか書いてくれないケースが非常に多いということです。
大した問題ではないと思われる方もいらっしゃると思いますが、もしあなたが事故に遭い、首と腰に大きなけがをしたとします。
診断書には、首の障害としか書かれていません。
治療を続けていき、首はよくなりましたが、腰の痛みがなかなか治りません。
治療を始めたときに、診断書に腰が明記されていないため、治療を継続出来なくなるかもしれません。
腰の痛みが治らず、後遺障害認定を受けようとしても、診断書に記載がないため、認められないケースというのも出てきます。
交通事故の場合、痛みのある場所をしっかり先生に伝え、すべて診断書に記載してもらうのが、あなたのためとなりますので、覚えておいてください。