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ストレッチの考え方
こんにちは。
名古屋市北区 つばさ整骨院院長の津田です。
今回は、ストレッチについてのお話を書いていきたいと思います。
ストレッチとは、手軽にできて体に良いとされている、長年親しまれている運動のひとつです。
誰もが、一度はやったことのあるものではないでしょうか。
当院にお越しになる患者様も、独自に自宅でやられている方は多いようです。
ストレッチとは、体の柔軟性を獲得するために筋肉を伸ばす運動です。
伸ばす箇所にもよりますが、適度に伸ばすととても気持ちがいいものです。
今回、お話していきたいことは、本当にストレッチが体にいいものなのか?
ストレッチをすることにより、みなさまが望むような結果が得られるのか?
ということを考えていきたいと思います。
当院へ、産後骨盤矯正、マタニティ整体でお越しになる患者様に、ストレッチをした方がいいですか?
と、よく質問されます。
その時に、私は「やらなくてもいいですよ。」とお答えしています。
なぜか?
どちらのケースの方々も、概ね、骨盤が広がっていることで症状を出していることが多いからです。
骨盤が広がっていると、お尻周りの筋肉が緊張しやすくなりますので、ストレッチをしてゆるめた方がいいんじゃないかと思われる方が多いのですが、もともとは広がって硬くなっているものですから、ストレッチでさらに引っ張ったらどうなるかは考えなければいけません。
現在、多方面で行なわれているストレッチは、対処療法的、またはリラクゼーションで使われていることがほとんどなので、筋肉が固いから伸ばしてゆるめるといった一方向での考え方で行なわれていることがほとんどです。
そういった考えで、ストレッチを行ってしまうと返って状態を悪化させてしまうこともありますので、注意が必要です。
自分の状態で、なぜストレッチが必要なのかをしっかり考えたうえで、行うように心掛けましょう。